このページでは、現在サーバーOSの主流であり、最も安定した実績を持つ AlmaLinux 9 に関する記事をまとめています。
AlmaLinux 9 構築・設定ガイド
AlmaLinux 9 とは
AlmaLinux 9 は、Red Hat Enterprise Linux 9 (RHEL 9) と互換性を持つバージョンです。 2032年までの長期サポートが提供されており、現在多くの企業のサーバーやクラウド環境で標準的に採用されています。
「最新機能よりも枯れた技術(安定性)を重視したい」「ネット上のトラブルシューティング情報が多いバージョンを使いたい」という場合は、最新の10ではなく、このバージョン9を選ぶのが確実です。
筆者の検証環境
当サイトの記事は、以下の環境で動作確認を行っています。
| OS | アーキテクチャ | 稼働環境 | 詳細 |
|---|---|---|---|
| AlmaLinux 9.7 | x86_64 | 物理サーバー | 自作PC (Intel Core i5) |
| AlmaLinux 9.7 | aarch64 | 仮想環境 | UTM on Mac mini M4 Pro |
インストールと初期設定
まずはOSのインストールと、安全に管理するための接続設定を行います。
- AlmaLinux 9 のインストール (UTM版)
- Mac (Apple Silicon) の仮想環境 UTM へのインストール手順です。
AlmaLinux 9をUTMでインストール【M1/M2/M3/M4 Mac対応】Apple Silicon搭載Mac(M1/M2/M3/M4)で、UTMを使ってAlmaLinux 9.xをインストールする手順を画像付きで解説。ARM版ISOの選び方から初期設定まで網羅します。 - SSHサーバーの設定
- 外部から安全にリモート接続するための設定手順です(公開鍵認証など)。
AlmaLinux 9にSSH接続設定をする【鍵認証・config設定】Mac(Apple Silicon)やPCから、AlmaLinux 9 (LTS) にSSHで安全に接続するための手順。鍵の生成、転送、configファイルの設定まで解説。
アプリケーション・サーバー構築
開発や運用に必要なミドルウェアの導入手順です。
- Docker のインストール
dnfリポジトリを追加し、Docker Engine (Docker CE) を構築する手順です。
AlmaLinux 9【LTS】Dockerインストール手順|RHEL 9互換安定版のAlmaLinux 9環境にDocker Engineをインストールする手順。長期サポート(LTS)環境でのコンテナ運用を目指すエンジニア向けガイド。
よくある質問(FAQ)
Q. AlmaLinux 9 と 10、どちらを選ぶべきですか?
A. 用途によります。
- AlmaLinux 9: 業務システム、長期運用サーバー、情報量の多さを重視する場合。
- AlmaLinux 10: Python 3.12などの最新言語環境が必要な場合や、新規開発で最新技術を取り入れたい場合。
Q. サポート期限はいつまでですか?
A. AlmaLinux 9 のサポート期限(EOL)は 2032年5月31日 です。非常に長く安心して利用できます。
Q. CentOS 7 からの移行先として適切ですか?
A. はい、最適です。ただし、OSのメジャーバージョンが2つ上がっているため、システム構成(init系からsystemd系への完全移行など)やコマンドの差異には注意が必要です。
更新履歴
- 2025-12-20: 初版公開