このページは、AlmaLinux 10 の導入からサーバー構築、デスクトップ利用まで、実際に検証した記事を体系的にまとめています。
AlmaLinux 10 構築・設定ガイド
AlmaLinux 10 は、Red Hat Enterprise Linux 10 (RHEL 10) と完全な互換性を持つ、無償で利用可能なエンタープライズLinuxです。 Python 3.12の標準採用や、AI/MLワークロードへの最適化など、最新の技術トレンドに対応しています。
当サイトでは、すべての手順を実機および仮想環境で検証した上で解説しています。
筆者の検証環境
| 環境 | OS | アーキテクチャ | 詳細 |
|---|---|---|---|
| 物理サーバー | AlmaLinux 10.1 | x86_64 | 自作PC (Intel Core i5) |
| 仮想環境 | AlmaLinux 10.1 | aarch64 | UTM on Mac mini M4 Pro |
公式情報
まずは一次情報を確認したい方はこちらをご覧ください。
- AlmaLinux OS 公式サイト
AlmaLinux OS - Forever-Free Enterprise-Grade Operating System - リリースノート (Wiki)
10.1 | AlmaLinux WikiAlmaLinux OS Documentation
ステップ 1: インストールと基本設定
OSのインストール手順と、日本国内で利用するための必須設定です。
- AlmaLinux 10 のインストール (UTM版)
- Mac (Apple Silicon) ユーザー向け。UTMを使って仮想マシンを構築する手順です。
AlmaLinux 10をUTMにインストールする【M1/M2/M3/M4 Mac対応】Apple Silicon搭載Mac(M1/M2/M3/M4)で、UTMを使ってAlmaLinux 10をインストールする手順を画像付きで解説。ARM版ISOの選び方から初期設定まで網羅します。 - 汎用インストーラー (Anaconda) の解説
- 物理マシンやCockpitなど、UTM以外の環境でインストールする場合の共通手順です。
AlmaLinux 10をインストールする方法(Anaconda共通手順)物理マシンやUTM / Cockpit(KVM)などの仮想マシンなどの環境に依存しない、AlmaLinux 10のAnacondaインストール手順を画像付きで解説します。 - 日本語環境のセットアップ
- 文字化け対策(フォント導入)、ロケール設定、日本語入力(IME)の導入手順です。
AlmaLinux 10を日本語環境にする手順【日本語化・ロケール・入力まで】AlmaLinux 10を日本語環境で使うために、ロケール設定、日本語フォント、キーボード、必要に応じた日本語入力(IME)までの手順をまとめます。 - SSH接続の設定
- リモートから安全に操作するためのSSH鍵生成とconfig設定について解説します。
AlmaLinux 10にSSH接続設定をする【鍵認証・config設定】Mac(Apple Silicon)やPCから、AlmaLinux 10にSSHで安全に接続するための手順。鍵の生成、転送、configファイルの設定まで解説。
ステップ 2: アプリケーション・ミドルウェアの導入
AlmaLinux 10 は dnf コマンドでパッケージを管理します。用途に合わせてツールを導入してください。
サーバー・インフラ向け
- Docker のインストール
- コンテナ開発の必須ツール。公式リポジトリからの導入と権限設定を解説します。
AlmaLinux 10【最新】Dockerインストール手順|RHEL 10互換最新OS AlmaLinux 10環境にDocker Engineをインストールする手順。Podmanとの競合回避や、最新カーネル環境でのコンテナ構築について解説します。 - Cockpit のインストール
- ブラウザでサーバー管理ができる「Cockpit」の導入手順です。
AlmaLinux 10にWebコンソール「Cockpit」をインストール・設定する方法AlmaLinux 10サーバーをブラウザから管理できる「Cockpit」のインストール手順。Firewalldの設定、自己署名証明書の警告回避、Podmanや仮想マシン管理の拡張機能まで解説。 - Snap (snapd) のインストール
- Certbotや最新ツールを使うために、Snapパッケージマネージャーを有効化します。
AlmaLinux 10にSnappy(snapd)をインストールする方法【Snap対応・手順まとめ】AlmaLinux 10環境にパッケージ管理システムSnap(snapd)を導入し、最新のアプリケーションを利用可能にする手順を解説します。
開発・デスクトップ向け
- GNOME GUI環境のインストール
- Minimal(黒い画面)でインストールした後から、GUIデスクトップを追加する手順です。
AlmaLinux 10 Minimal(CUI)にGNOME(GUI)をインストールする方法【UTM/Apple Silicon】AlmaLinux 10(Minimal/CUI)環境に、GNOME、GUI(デスクトップ環境)を追加する手順をまとめます。 - VSCode のインストール
- GUI環境上で動作する高機能エディタをセットアップします。
AlmaLinux 10にVSCodeをインストールする方法|Microsoft公式リポジトリ(dnf)AlmaLinux 10にVisual Studio Code(VSCode)をインストールする手順を解説。Microsoft公式リポジトリを追加してdnfで導入する方法、インストール後の起動確認・アップデート・アンインストールまでまとめます。
よくある質問(FAQ)
Q. CentOS との違いは何ですか?
A. CentOS Linuxは開発が終了しましたが、AlmaLinuxはその後継としてRHELと1:1のバイナリ互換性を持っています。操作感やコマンド(dnf/systemctl等)はCentOSと全く同じ感覚で利用できます。
Q. 個人利用でも無料ですか?
A. はい、個人・商用問わず完全に無料で利用可能です。
Q. 「Minimal」と「DVD」どちらのISOを選べば良いですか?
A. 基本的にはサイズが小さい Minimal ISO をおすすめします。必要なパッケージは後から dnf でインストールする方が、システムを軽量・クリーンに保てるからです。
更新履歴
- 2025-12-20: 初版公開